NISAに向いている証券会社の見分け方

はじめに

年間100万円までの少額投資を応援するための制度、NISA(少額投資非課税制度)。
NISAを行うための特別な証券口座「NISA口座」は一人一口座しか持てないため、どの金融機関で口座を開くか、みなさん絶賛検討中のことと思います。
今回の記事では金融機関のうち証券会社で、NISAに向いている所を絞りこむためのコツを書いてみようと思います。
まず、NISAに向いているとはどういうことか?
それはNISAのデメリットを克服できるということだと思います。
まずはNISAのデメリットから見ていってみましょう!

NISAのデメリットその1「再投資できない」を克服する

NISAでは、毎年100万円の新規投資枠を持つことができます。
その100万円の投資枠は5年間非課税で運用できますが、その間に売却しても、再投資はできません。
例えば、2014年に90万円投資して2016年に売却しても、その90万円分が空いたから2017年に90万円また投資できる…とはならないのです。
(ついでに言うと、100万円枠は1年以内に使いきらないと有効期限が切れてしまいます。翌年に持ち越すことができないのです。)
となると、定期的に売り買いするのではなく一回購入するだけであとは寝かせておく形、税金がかからない5年間めいっぱい成長してもらい、5年目の年末に売却して売却益を非課税で受け取る形がいちばん理想的ですね。
途中で売却したくならないこともとても重要になってきます。
投資の形態には、大きく分けて
・長期投資:数ヶ月から数年単位でゆっくり成長し、値段が上がっていくのに合わせて売り買いをするタイプの投資
・短期投資:数時間から数日単位で激しく値動きするのに合わせて売り買いを重ねていくタイプの投資
の2種類がありますが、NISAは5年間という比較的長いスパンで投資を考えたほうが良いことから、長期投資が向いているようですね。
つまり、短期投資をうたったり、強みにしている金融機関は避けたほうが無難だと言えそうです。

NISAのデメリットその2「損益通算できない」を克服する

NISAのデメリットの第二に、損益通算できないというのがあります。 ざっくり言うと、値下がりしてしまった時の(節税によって対策するという)救済措置が効かなくなってしまうのですね。
値下がりのリスクは投資全般で避けたいところですが、NISAではさらに気をつけて、値下がりを意識したほうが良いということです。
基本的に、単一の銘柄を対象とした商品はその会社の業績に従って値段が上がり下がりするため、
・自分の資金100%を一つの銘柄につぎ込まず、複数の銘柄に分けて投資すること
・複数の銘柄をパッケージにした商品(ETFなど)に投資すること
といった「分散投資」によって値下がりを防ぐというテクニックが投資の世界には存在します。
分散投資をすることによって、ひとつの銘柄が万一値下がりしても、全体としてカバーすることが可能になるからです。
NISAでもこの分散投資が効果を発揮しそうです。

注目キーワードは「長期投資」と「分散投資」

ここまでをまとめると、
NISAでは再投資ができない→ゆっくり成長する「長期投資」に重点
NISAでは損益通算ができない→「分散投資」商品が充実
この2つのポイントを押さえた証券会社がNISAに向いているということになります。
「長期投資」という視点で見ると、短期投資に強いところを外すという消去法がおすすめです。
「FX」や「デイトレ」など、短期投資に強い、あるいは短期投資家向けのところはそれを明言している事が多く、分かりやすいからです。
「分散投資」という視点で見ると、NISAの対象となる商品をできるだけ幅広く、数多く取り揃えているところがやはり強いです。
特に、ETF(上場投資信託)は究極の分散投資とも言え、分散投資を考えるならぜひ検討したい商品です。
また海外の銘柄にも資金の一部を回すことで、100%日本の商品に投資するよりも日本経済のみに振り回されずに済み、分散投資になります。
では、ここまでを取り揃えた証券会社はどんなところがありうるでしょう?


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